1968年の創業以来、独立系のエレクトロニクス総合商社として幅広い業界に世界最高水準の部品や技術を提供してきた加賀電子株式会社。2013年11月に完成した新本社ビルは、基本設計から実施設計、現場施工図までBIM(3次元CAD)を一貫して駆使し、本体着工時にはBIM仮想(バーチャル)竣工させるなど、建設業界が注目するチャレンジングなプロジェクトでした。
建物は外気導入型のダブルスキンカーテンウォール(ユニットタイプ)の他、全館LED(発光ダイオード)照明や自社取り扱いの太陽光発電パネルも採用。環境負荷低減に配慮した施設として、建築物総合環境性能評価システム「CASBEE」Aランク評価を取得しました。
そんな同ビルの駐車設備に選ばれたのが、日精の水平循環方式「フレキシブルパーク」です。秋葉原駅に程近い立地条件から限られた空間を有効活用でき、しかもターンテーブル内蔵でスピーディーな前進入出庫が可能な点が採用の決め手となりました。結果、優れた空間効率により、計53台の収納を実現。最先端のオフィスビルを実現する上で日精の先進技術が重要な役割を果たしました。
乗込階平面図
据付階平面図
乗込口の閉口時
乗込口の開口時
優れた平面効率で53台の収容を実現
優れた平面効率で53台の収容を実現
優れた平面効率で53台の収容を実現
リフトピット部分