魚箱だけではありません!梱包、発送用途だけでなく機能製品としても利用拡大
「軽量化」「緩衝力」に優れ、電子部品の発送用途でハードトレイから発泡成形品へのシフトが増えています。
「発泡成形品」といえば、鮮魚を鮮度良く運ぶための「発泡スチロール(EPS)」が代表的です。発泡するビーズ原料を金型内で高温蒸気を当てて発泡させて形にしていきます。これら発泡スチロールと外見が似た、発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレンの「割れない発泡プラスチック」を得意としております。割れ・欠けにくく、繰り返し使えるので、CO2排出量削減にも寄与し、環境に優しい製品となります。現在ではその優れた軽量性・緩衝能力からクルマのバンパー等の内装材、工具入れ、医療用キットボックス、ドローン輸送ボックス、液晶部品搬送、そして特に電子部品発送用途が増えてきております。発泡倍率も用途に合わせて(8倍~45倍まで)対応し、帯電防止グレード・バイオマス配合グレードでの製作も可能です。