年々観光客を増やしつづける横浜。なかでも異国情緒を感じさせる山下町界隈は、休日になると全国から訪れる人達で大変な賑わいを見せます。そんな山下町の中心・マリンタワー隣りに、「横浜トヨペットウエインズビル」が今年の2月にオープンしました。
21世紀へ向けての販売戦略として建てられたこのビルは、単なるオフィスビルではなく、より多くの人の「情報発信基地」をめざす快適なショールームとして構築されたものです。情報の受発信とは、ユーザーの情報を集めるだけでなく、売手側からもいろいろな形で発信していこうという、ポジティブな発想です。
ビルの中には、最高で40台の新車が展示できる日本有数の規模のショールーム「ウエインズ」があります。1・2階はエスカレーターで結ばれており、この方式を取り入れたショールームは国内では初めて。
また同じくフロアには、イベントを中心に、新車紹介やトーク番組を行えるスタジオと、「ハマ・ナビ」のネーミングによるウエインズグループ独自のソフトで横浜エリアのタウン情報、同社のCM、車情報を提供するコーナーを設置。さらにレストランやゲストハウスも併設されています。
その他の階にも多目的ホール、屋上の庭園、マイカーの点検整備を窓越しに直接見ることが出来る整備工場など、ビル全体がお客様との「ツーウェイ」の関係をめざしたつくりとなっています。
横浜トヨペットウエインズビルは、全体的に港町・横浜らしい雰囲気を漂わせています。外壁や内部に御影石や大理石をふんだんに使い、石貼りを基調にしたモダンな建築。
地下につくられた駐車場入口にも、床に御影石を使いビル全体のイメージを崩さないよう配慮しています。この駐車場の収容の能力は、ハイルーフ車を含めて142台。
乗込階平面図
乗込口はSPパーク1基、AUROパーク3基