大手百貨店や高級ブランドショップなどが集積する都内有数の高度商業地域、東京都中央区銀座。その一等地である銀座四丁目に、昨年秋、同エリアで唯一のホテルが誕生しました。
2011年9月22日にグランドオープンした「ソラリア西鉄ホテル銀座」は、西日本鉄道株式会社(福岡市中央区)が新たに展開する宿泊主体型アップグレードホテルの第一号店。地下鉄銀座・東銀座・銀座一丁目の各駅から徒歩3分圏内、JR有楽町駅からも徒歩10分と、交通アクセスに優れた立地特性により、早くもビジネスマンや観光客に高い人気を博しています。
地上13階・地下1階建てで、延床面積は約6500平方メートル。総客室数は209室(シングル66室、ダブル55室、ツイン77室、プレミアムツイン10室、エグゼクティブダブル1室)。2階部分には、かつて西麻布にあったイタリアンの名店「フルトシ」がメインダイニングとして出店しています。
「あらゆるシーンでワンランク上を感じさせるホテル」というコンセプトに相応しく、外装は宝石箱や織物を連想させる繊細かつ瀟洒なデザインが特徴です。一方、内装は同社が運営するビジネスホテル「西鉄イン」シリーズよりも客室面積を拡大したほか、すべての部屋に大型窓を採用し、銀座の喧騒の中にありながら、まるで別荘にいるかのような癒しを感じさせる空間になっています。
「ソラリア」という名称は、ラテン語の「SOL」とイタリア語の「ARIA」の合成語で「太陽と空気」、また英語の「SOLAR」に「IA」を組み合わせた場合は「太陽と国」を意味するとか。その名の通り、窓から歌舞伎座やデパート群を望むソラリア西鉄ホテル銀座は、銀座エリアの新たな活動拠点として、ビジネスやショッピング、観光などさまざまなシーンで活用されています。
そんなソラリア西鉄ホテル銀座によって、上質なおもてなしを提供するための設備のひとつとして選ばれたのが、日精の次世代型パーキングシステム「フレキシブルパーク」です。
2010年4月の発表以来、多くの商業施設やインテリジェントビルに納入が決定している同システムですが、今回、記念すべき第一号が遂に稼働を開始しました。
収納台数は24台。これまでにないレイアウトの自由度に加え、入出庫処理の高速性が、ソラリア西鉄ホテル銀座が目指す「くつろぎ」「品質」「安心」「サービス」のハイレベルな融合を日々サポートしています。
業界のリーディングカンパニーである日精の豊富な実績と、あらゆる建築条件に対応する先進のテクノロジーが集約した地下式駐車設備のニュースタンダード、フレキシブルパーク。ますます多様化するお客様のニーズにお応えすべく、今後もさらなるバリエーション開発を進めてまいります。
乗込階平面図
据付階平面図
ネットワークカメラを搭載した最新の乗込口
トレー車輪支持方式で縦横無尽に水平循環
バリアフリー対応のフラットトレーが標準装備