古くは江戸時代より商業の要所として栄えた東京・日本橋。なかでも、多くの老舗商店が軒を連ねる一方、都内有数のビジネス街でもある日本橋室町エリアは、近年、大規模な再開発によってこれまで以上に大きな賑わいを見せています。そんな、日本橋室町に今年1月、地上9階・地下1階建ての新たな賃貸オフィスビル「PMO日本橋室町」が誕生しました。
「PMO」とは、野村不動産が首都圏を中心に展開する新しいカテゴリーのオフィスビルです。”プレミアム・ミッドサイズ・オフィス“という名称が示す通り、中規模サイズでありながら大規模ビルと同等の機能性とグレードを併せ持つのが特長で、シリーズ10番目となるPMO日本橋室町は、その集大成ともいえる物件です。
徒歩2分の東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅をはじめ、7駅19路線を利用できる絶好のロケーションに立地。さらに正面入り口に接する「江戸桜通り」では、今後、桜並木の配置と歩道幅の拡張も予定されており、緑豊かな街並みが訪れる人を優しく迎え入れてくれます。
シンプルで力強い外観デザインは、世界的に活躍する建築家・飯島直樹氏が担当。PMOのシンボルであるガラスとプレミアムブラックを基調としたファサードには、「桐の箱」をモチーフに設えたデザイン柱を採用するなど、洗練と「和」の雰囲気の融合が、周囲の景観と調和しながらも、美しい存在感を放ちます。
2階から9階までの各フロアは、面積が約194坪。すべての貸室が天井高2.8メートルの無柱空間で、細かいモジュール設定が可能なグリッド式のシステム天井をはじめ、ビジネスの特性や行動様式に合わせて自由な空間レイアウトができるようにフロア設計が行われています。
また、エコロジー&エコノミーなビジネス環境を実現する先進機能も数多く採用。日射遮蔽装置やLED電球など多彩なエコ設備を組み合わせ、高効率なエネルギー利用を徹底することで、オフィスのランニングコストの大幅な低減に寄与します。
「商い」のはじまりの地としての伝統を大切にしつつ、東京の新しい商業・ビジネスの中心地として今改めて注目を集めている日本橋室町エリア。PMO日本橋室町の誕生により、その魅力はさらに大きく進化しました。
今回、特別なPMOであるPMO日本橋室町にパーキング設備として選ばれたのが、同じく高い革新性を誇る日精の次世代型パーキングシステム「フレキシブルパーク」です。
リフト位置と格納スペースのレイアウトを工夫することで、敷地内の決められたスペースに最適なレイアウトを実現。収容台数も22台のすべてがハイルーフ車(最大車高2100ミリ)に対応可能となりました。
さらに、「PMO」シリーズのコンセプトである洗練された外観デザインを損なわないよう、オートドアはステンレス製にし、操作盤も目立ちにくい外装にアレンジ。これまでにない優れた空間効率と、日精独自のトレー&車輪方式によるスピーディーな入出庫に加え、デザイン面でもお客様の様々なニーズにお応えするフレキシブルパークは、PMOシリーズが提唱する”新しいオフィスのカタチ“を実現する上で重要な役割を担っています。
乗込階平面図
据付階平面図
デザインとの調和がはかられたステンレス製のオートドア
デザインとの調和がはかられたステンレス製のオートドア
安心のフラットトレーが標準装備
抜群の平面効率で最適なレイアウト
抜群の平面効率で最適なレイアウト
工夫されたリフト位置と格納スペース